肩竹琴(通称:竹バイオリン)作ってます。
イギリスから帰ってきたあと茶道を始めた私は、竹製品の美しさにとりつかれた!
漫画「へうげもの」を読んで茶道の柔軟性、創造性に面白みを感じ、近所の竹やぶに竹を拾いにいき、茶杓から始めて棗、茶碗、花入と制作をしていきました。
そして今作っているのが竹バイオリン!
今後より茶道、茶会の世界に合うように、西洋文化から離れてより和の素材を楽器のパーツに入れ替えていく予定です。また柿渋、漆による塗りで、より和のテイストを仕上げていきます。
将来新しい日本の民芸品として世に出すのが夢です!
すでにかなり演奏はできるレベルなので、演奏のご招待、新しい制作アイデア/ノウハウ、その他ご協力募集中です!
一緒に日本の竹&風流を盛り上げていきましょう!
竹を削ることにより、肩にフィットさせ、肩当が必要ないデザインにします。
より和の音を追求するため、三味線の弦を試してみる。
左から2番目の弦だけ、筝(いわゆる琴)の弦である。
竹の側面を切り出し、弦と本体を繋ぐ駒にします
この段階ではまだ駒は分厚い
魂柱を作って立てます。
弓の保管場所はどう考えてもここ
以下動画
Ver1 竹バイオリンVer1 ボディ削る前の蚊の鳴くような音色
Ver2 竹バイオリンver2 粗削り
Ver3 竹バイオリンver3 表面を滑らかにした。龍言
Ver4 竹バイオリンver4 駒を薄くした。メヌエット
Ver5 竹バイオリンver5 ボディを限界まで薄くした。駒をチェロ型にする直前。Summer
参考までに過去の作品
漆塗りの棗↓
漆塗りの茶碗
柿渋塗りの花入↓