肩竹琴(通称:竹バイオリン)作ってます。

イギリスから帰ってきたあと茶道を始めた私は、竹製品の美しさにとりつかれた!

漫画「へうげもの」を読んで茶道の柔軟性、創造性に面白みを感じ、近所の竹やぶに竹を拾いにいき、茶杓から始めて棗、茶碗、花入と制作をしていきました。

 

そして今作っているのが竹バイオリン!

今後より茶道、茶会の世界に合うように、西洋文化から離れてより和の素材を楽器のパーツに入れ替えていく予定です。また柿渋、漆による塗りで、より和のテイストを仕上げていきます。

 

将来新しい日本の民芸品として世に出すのが夢です!

 

すでにかなり演奏はできるレベルなので、演奏のご招待、新しい制作アイデア/ノウハウ、その他ご協力募集中です!

 

一緒に日本の竹&風流を盛り上げていきましょう!

竹を削ることにより、肩にフィットさせ、肩当が必要ないデザインにします。

 

 

より和の音を追求するため、三味線の弦を試してみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

左から2番目の弦だけ、筝(いわゆる琴)の弦である。

 

竹の側面を切り出し、弦と本体を繋ぐ駒にします

この段階ではまだ駒は分厚い

魂柱を作って立てます。

弓の保管場所はどう考えてもここ

 

以下動画

 

Ver1  竹バイオリンVer1 ボディ削る前の蚊の鳴くような音色

youtu.be

 

Ver2 竹バイオリンver2 粗削り

youtu.be

 

Ver3 竹バイオリンver3 表面を滑らかにした。龍言

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Ver4 竹バイオリンver4 駒を薄くした。メヌエット

 

 

Ver5 竹バイオリンver5 ボディを限界まで薄くした。駒をチェロ型にする直前。Summer

 

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参考までに過去の作品

 

漆塗りの棗↓

 

漆塗りの茶碗

 

 



柿渋塗りの花入↓